ヨーロッパ 陶器の旅 その1
ロンドンにやってきました。 初イギリス。
今回の旅は萩焼屋らしく、「陶器」について考えながらヨーロッパを回りたいと思ってます。
前日にヒースロー空港から地下鉄ピカデリーラインで1時間弱、歩いて10分くらいのホテルまで移動したのですが、第一印象は治安が良さそうかなところということ。物価が高いせいか?ほかの国より殺気立ったものが薄いような気がします。
1夜開けて初日の予定は美術館とギャラリー巡り。まずはホテルから歩いて5分の大英博物館の見学です。
ただ、大英博物館のオープンは10時から。
朝起きてから時間がかなりあったので、シャーロックホームズで有名なベイカーストリートまで散歩をしてきました。
平日の朝なのでスーツを着た人たちが多く通勤していて想像していた中世のロンドンのイメージとは少し違ってました(^^;)
でもさすがロンドン。街行く人たちがみんな格好良く見えます。
ゆっくりと散歩をした後はいよいよ大英博物館へ。
こちらの入館料はなんと無料。特別展示だけは入場料がいるみたいですがそれは全体のほんの少しのスペースで、ゆっくり観て回るとあっという間に1日が終わってしまいそうです。
ミイラの展示室や他の国々の文化についての展示室もたくさんありましたが、今回は全体的に駆け足の旅なので日本の文化紹介の展示室とイギリスの陶器の歴史に関する部屋に時間をかけて回ることにしました。
その国の陶器について歴史的な背景などもこのブログで書き綴っていきたいのですが、書き出すととても長くなりそうなのでそれはまた別の機会に、帰国してブログのネタが少なくなってきたときにでも今回の復習もかねて更新していきたいと思います。
ただここで一つだけ言いたいことは、西洋も含めて白磁器の文化を築き上げていった国々でも昔は陶器や炻器のような土物の文化が間違いなく存在していたということ。白磁器崇拝の歴史が世界であったのでしょうが、根本的には世界の人々も陶器を使って生活をしていたのは間違いありません。
日本のように土ものと呼ばれる陶器文化を追及していった国は世界的にも稀で、ましてや萩焼のよう情緒漂わせる陶器はほとんど世界では見られないことに日本の陶器文化の面白さがあると思います。萩焼の面白さってもっと世界に発信できるだろうなーと勝手に思いながら美術館を回ってきました。
外国の美術館は写真撮影OKなので色々と写真も撮ってきました。少ないですけど、こんな感じです。
他の画像もまた機会があれば紹介していきたいと思います。
大英博物館を駆け足で(それでも3時間はいましたけどね)回って、次の目的地は陶器ギャラリー。
ここはイギリス国内の作家作品を集めて展示販売しているギャラリーです日本人らしき方の作品も置いてありました。
マグカップなんかもいいお値段で売ってあります。
ギャラリー巡りと器屋、業務用食器のお店も色々と回りながら、途中バッキンガム宮殿も写真に収めつつ、高級店が立ち並ぶ通りも見ながら色々とロンドンを回ってきました。
最後にイギリスは日の入りの時間が遅く時間もあったので、タワーブリッジを見に少し観光もしてきました。
タワーブリッジに夕方地下鉄で行ったのですが、そこの近くの病院で遭遇した人だかり。
報道のカメラらしものも多く、誰だか知らないですけど誰かが出てくるのを皆さん待ち構えているようでした。
そして誰だか分からないですけど、意味もなく人だかりに紛れて自分も一眼カメラを構えていました。
そして出てきた方がこの方。(すみません、完全にシャッターチャンスを逃しています、、、 右側でうつむいて階段を下りている白髪の男性です)
自分も含めておそらく日本の人々にはなじみが薄いと思うのですがイギリスの超有名人 Rolf Harrisロルフハリス!
らしいです。
帰ってホテルでニュースを見ているとこのことが何度も取り上げられていました。一部の見出しには「National treasure」なんて紹介がされているくらい、イギリスでは多彩なタレントさんだったみたいです。詳細な記事については他のニュースを見てみてください。全英を揺るがすニュースのようです。
明日はロンドンでお茶をいただいてきます!