ウェブ個展のお知らせ

 6月の企画展のお知らせ

企画展「萩焼屋×カケル」、6月のお知らせ。

 

萩焼屋の企画展「萩焼屋×カケル」

次回は丹波の若手作家清水剛さんの作品展を開催します。

 

緩やかな時間の流れを感じられる丹波焼の里・立杭は、山と山に囲まれたとても静かな場所。
その立杭の真ん中を流れる四斗谷川と一本の道、そしてその道を挟むようにして丹波焼の窯元は並んでいます。

 

いくつか日本の窯業地に行き窯元巡りをさせていただいていますが、
観光地でもあり、かつては産業の中心地でもあった古くからある窯業地の中でも、
この場所ほど現世の雑音が少ない穏やかな雰囲気に触れられる場所もないのではないかと思っています。

土地の雰囲気も穏やかであれば、人も穏やか。
丹波の地で幾人かの作家さんとお会いしましたが、どの方もとても気さくな方々でとても親切に対応をしてくださいました。

 

清水剛さんの俊彦窯は、そんな立杭のほぼ中心部、兵庫陶芸美術館や立杭陶の里を真正面に望める場所にあります。
車を停めて程よく息の上がる坂道を上った先でまず最初に迎え入れてくださったのは剛さんの奥様、そして通していただいた建物で剛さんに迎えていただきました。
様々な場所で剛さんの作品にお目にかかる機会があり、丹波焼立杭の場所に来ることがあればぜひ寄らせていただきたいと思っていた窯元です。

迎えていただいた建物内には剛さんの作品が並べられているので、清水剛ワールドを楽しむことができます。

 

清水剛さんは現代茶陶展で2018年、2019年と2年連続で受賞をされたりと様々な陶展で受賞歴を持ち、玄人の審査員の方々からもその技術が評価され、
またその技術を元に器を手に取る人、見る人をも楽しませる多彩な作風がとても魅力的な陶芸家です。

 

今回の企画展では清水剛さんの作品30点ほどをご紹介させていただきます。
コレクターも喜ぶ酒器、日常に華やかさを与えてくれる器、お茶道具などを掲載しますのでぜひご覧ください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
清水剛略歴

1975年 兵庫県丹波立杭に生まれる
1999年 京都市立芸術大学工芸科陶磁器専攻卒業
陶芸家・今井政之、眞正氏に師事
2005年 兵庫陶芸美術館に勤務(~2012年)
2010年 兵庫教育大学非常勤講師(~2011年)
2015年 外務省派遣事業により渡加(オタワ・バンクーバー)
2016年 日・韓学術シンポジウムにて講演(金海粉青陶瓷館/韓国)

主な展覧会/公募展

2010年 ビエンナーレKUMAMOTO(熊本県立美術館)
2012年 京都府美術工芸新鋭展(京都文化博物館)
2013年 第22回日本陶芸展 入選 (’11)
2014年 Gwangju Biennale (光州広域市/韓国)
2016年 Exhibition of crafts from UCCN in the field of Crafts & Folk Art (利川世界陶磁センター/韓国)
2017年 一茶碗 一世界:國際藝術家 茶碗聯展(綻堂蒔光/台湾)
2018年 2018 TEA BOWL Exhibition of Gyeongsangnam-Do(金海文化の殿堂/韓国)
ひょうごのやきもの150年-技・匠からアート・個性へ-(兵庫陶芸美術館)
特別展-珠洲そして六古窯(備前市立備前焼ミュージアム)
2019年 第36回茶の湯の造形展(田部美術館/島根)  入選(’15・18)

その他、各地個展・グループ展を開催

受賞

2009年    第55回 全関西美術展   佳作
神戸ビエンナーレ2009現代陶芸コンペティション   奨励賞
2010年    現在形の陶芸 萩大賞展2010   佳作
2011年    第57回 全関西美術展   佳作
神戸ビエンナーレ2011現代陶芸コンペティション   奨励賞
2017年    平成29年度 兵庫県芸術奨励賞
2018年    第11回現代茶陶展   優秀賞
第23回美濃茶盌展   金賞
2019年    第12回現代茶陶展   優秀賞

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

また、今後のウェブ個展の予定として、6月、7月以降も様々な作家のイベントを開催していきます。

随時萩焼作品も追加していきますので、萩焼作家と全国の人気作家の作品を合わせてお楽しみください。

 

※萩焼屋に会員登録をしていただいた方にはDM,メール配信でイベント情報を随時お知らせをしております。
トップページ右側、「新規ご入会はこちら」から、もしくはこちらから会員登録を宜しくお願いいたします。

 

 

※フェイスブックページもアップしております。

ブログ内容とは違う、普段の作家さんたちの窯焚き風景などもアップしています!

写真やつぶやきなどをアップしていますので、こちらも萩焼屋のページへの「いいね!」をいただけると幸せます。

萩焼屋フェイスブックページ