丹波焼のかねと窯、清水圭一さんにお会いしてきました。
丹波焼窯元かねと窯、清水圭一氏
「萩焼屋×カケル」
陶芸家が陶芸家として誇りを持って作陶をする日本の陶芸文化が面白いと思い、地元山口県の焼物である萩焼を広く国内外に発信していきたいという想いで萩焼屋は出発しました。
インターネットショップと片田舎の訪れるには大変不便な実店舗を始めて5年、おかげさまで日本国内各地の方々、世界中の方々から当店のウェブサイトをご覧いただいてきました。
2019年より、より良い物を作り出していく萩焼作家の姿勢や作品のさらなるご紹介とともに、
萩焼屋店主の好きな作家、国内外のお客様よりリクエストのいただいた作家、萩焼屋の姿勢に賛同をしていただいた作家など、日本の陶芸文化を萩焼屋ホームページを通じて多くの方々に楽しんでいただければと思います。
開催時期、出品作家などこれより随時ご紹介をさせていただきますが、しばらく当店店主の窯元巡りをブログにつづって参ります。
清水圭一さんにお会いしてきました。
丹波焼の里、立杭の町を縦断するメイン道路沿いのため車でも立ち寄りやすい窯元、
アメリカのタッチングストーンギャラリーや でも作品が紹介されている国内外で活躍をする作家さんです。
2018年初めに萩市の浦上美術館で開催をされた「明治維新150年・萩陶芸家協会設立25周年記念展 茶陶の現在-2018萩」にも招待作家として出品をされていて、その際出品をされていた作品や、インターネットで色々な作品を拝見してお伺いをしたいと思っていた窯元です。
どの作品のエッジにも存在感や迫力があり、歪みを持たせた立体の中にも、まっすぐに凛として立ち上がる様を強く印象付ける作風にとても魅力を感じます。
人気作家でもあり陶芸家として円熟の時期に差し掛かろうとしている作家でもあることから、約束をいただいてお会いするまで、お人柄に関して色々な想像を膨らませて大変緊張をしていました。
その思いはお会いして挨拶を済ませた途端に杞憂に終わり、
作品の力強さとは対照的にご本人の醸し出される雰囲気はとても穏やかで、若輩者の私に対しても一言一言丁寧にお話をしていただきました。
主張しすぎないインパクトの中に感じる確かな存在感が作品からもお人柄からも感じることができました。
一通りお話をした後、お茶室、工房と登り窯を拝見。
丹波の歴史は古いので、その時代によって薪窯もその形を変えてきたのでしょうが、現在みられる丹波焼の登り窯の特徴として、その背の低さがあげられると思います。これは、甕などを焼成していた時の名残のようで、甕を縦に二つ重ねたくらいの高さが近代作られた登り窯のおおよその高さだろうという説明をお聞きしました。
楽しいお時間をありがとうございました。
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