和歌山県の陶芸家、平岡仁
和歌山県の陶芸家、平岡仁氏
「萩焼屋×カケル」
陶芸家が陶芸家として誇りを持って作陶をする日本の陶芸文化が面白いと思い、地元山口県の焼物である萩焼を広く国内外に発信していきたいという想いで萩焼屋は出発しました。
インターネットショップと片田舎の訪れるには大変不便な実店舗を始めて5年、おかげさまで日本国内各地の方々、世界中の方々から当店のウェブサイトをご覧いただいてきました。
2019年より、より良い物を作り出していく萩焼作家の姿勢や作品のさらなるご紹介とともに、
萩焼屋店主の好きな作家、国内外のお客様よりリクエストのいただいた作家、萩焼屋の姿勢に賛同をしていただいた作家など、日本の陶芸文化を萩焼屋ホームページを通じて多くの方々に楽しんでいただければと思います。
開催時期、出品作家などこれより随時ご紹介をさせていただきますが、しばらく当店店主の窯元巡りをブログにつづって参ります。
和歌山県の超人気作家、平岡仁さんの窯元へお邪魔してきました。
平岡仁さんはインスタグラムで9000人以上のフォローを持つ陶芸家の中でも抜群にフォロワー数の多い作家さんです。
フォロワーが多いということは、作品への支持はもとより、その人ご自身の人格も素晴らしくないと9000人以上ものフォロワーはつかないと思います。
インスタグラム内のコメントを見ても、とてもユニークな方でハンサムな方だと妄想を膨らませ、ぜひお会いしみたい作家の一人でした。
京都滞在の用事があり、時間にも余裕があったので思い切って車で和歌山まで行ってきました。
京都市内中心部からおよそ2時間、和歌山県に訪れるのは初めてでしたがナビを頼りに窯元へ到着。
少し道を行きすぎてしまいましたが、すぐに外にかけつけてくれて誘導をしていただきました。
想像通りのナイスガイでした。
平岡仁さんは備前焼窯元で修行をされたのち、お父様が開かれた窯に戻り作陶活動を開始されたそうです。
工房の奥には薪窯もあり、そちらの窯で備前焼で修得をした焼しめの器などを作られています。
独立当初は備前焼を学び和歌山に戻ったこと、和歌山で備前焼を作っていることなどに葛藤を持たれていたようですが、現在では「平岡仁の焼しめ」という形で作品を発表し、多くの方から支持を集めています。
また最近では唐津焼の好きなアシスタントの方からお願いされて、施釉陶器の作成にも挑戦をされているようです。
窯を訪れる前から、インスタグラムで気になっていた作品に平岡仁さんの酒器があります。
私自身お酒が好きなのですが、平岡仁さんのインスタグラムからも平岡仁さんがお酒が好きということはひしひしと伝わってきていました。
お酒が好きな方の酒器作品はやはり輝きを持っています。
今回見せていただいた面取りのぐい呑みや、カイラギが出ているような白い釉薬のぐい呑、平岡仁さん自ら「晩酌部」というハッシュタグをつけてインスタグラムを更新されているように、お酒好きの心をくすぐるお酒好きならではの酒器はたまらないものがありました。
とても魅力的なパーソナリティを持った、素敵な器を作る作家さんでした。
和歌山県に行く機会はなかなかありませんが、ぜひまたお伺いをしたい窯元と作家でした。
萩焼屋のイベントでも平岡仁さんの作品をご紹介させていただきます。
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