　10月の大屋窯

10月の大屋窯

10月の大屋窯に行ってきました。
大屋窯は萩焼作家濱中史朗さんが代表を務められる萩焼窯元です。
史朗さんのお父様である濱中月村さんが築かれた窯元で、現在は濱中月村さん、濱中史朗さん、ジュエリーアーティストの濱中孝子さんの3人の作家とともに、大屋窯ブランドの陶磁器も販売している山口県内でもとても人気のある窯元の一つです。

「10月の大屋窯」とは5月と10月と1年に2回、史朗さんや孝子さん、大屋窯ブランドの陶磁器のセールを行うとともに、パン屋やコーヒー屋さんを招いて窯元全体を開放をする、
毎回駐車場が満車になるような、大盛況のイベントです。

今日は萩市内の人気パン屋「yuquri」の出張販売も行われていました。
萩バスセンターのすぐ裏にお見せを構えるとても美味しいパン屋です。美人店主が手作りのパンを焼きたての状態で販売をしています。
萩のゲストハウスrucoからも歩いてすぐなので、ルコに宿泊した際、萩に立ち寄った際にも気軽にお立ち寄りください。

yuquri,パン屋ユクリの出張販売

大屋窯の代表を務められる濱中史朗さん。
スタイリッシュなシェイプを持つ器を生み出す、イケメン作家です。
緻密な作業と腕が求められるスタッツシリーズや、人体模型を模した人の頭蓋骨に似せた花入など、国内外でも人気の作家です。
5月の大屋窯、10月の大屋窯のイベントでは、通常あまり市場に出回らないような濱中史朗さんの普段の作風とはガラリと変化した作品も多く見ることができます。

日常の器に拘った作品ばかりですので、身近に史朗さんのセンスを楽しむことができます。

また、濱中月村さんが設計をして建築をされた日本家屋も見学をすることや、大屋窯ブランドの陶磁器をディスカウントで安く購入することもでき、大屋窯の敷地全体がテーマパークとなっています。

近いうちに濱中月村さんの薪窯も焚かれるそうです。

イベントを楽しませていただきました。