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私萩焼屋の店長板垣が、萩焼にまつわるetce,,, 山口県に関するetce,,, 陶磁器についてのetce,,, 色々とこのブログを使って情報発信をしていきたいと思ってます。

 若手備前焼作家、馬場隆志さんの窯焚きを見学してきました。

備前焼作家、馬場隆志氏

 

「萩焼屋×カケル」
陶芸家が陶芸家として誇りを持って作陶をする日本の陶芸文化が面白いと思い、地元山口県の焼物である萩焼を広く国内外に発信していきたいという想いで萩焼屋は出発しました。
インターネットショップと片田舎の訪れるには大変不便な実店舗を始めて5年、おかげさまで日本国内各地の方々、世界中の方々から当店のウェブサイトをご覧いただいてきました。
2019年より、より良い物を作り出していく萩焼作家の姿勢や作品のさらなるご紹介とともに、
萩焼屋店主の好きな作家、国内外のお客様よりリクエストのいただいた作家、萩焼屋の姿勢に賛同をしていただいた作家など、日本の陶芸文化を萩焼屋ホームページを通じて多くの方々に楽しんでいただければと思います。
開催時期、出品作家などこれより随時ご紹介をさせていただきますが、しばらく当店店主の窯元巡りをブログにつづって参ります。

 

備前焼の若手作家の中でも一際勢いと人気のある作家、馬場隆志さんにお会いしてきました。

馬場隆志さんにとっては少しご迷惑だったかもしれませんが、今回は私のとっては運よく窯焚きのタイミングでしたのでしばらくその様子を見学させていただきました。
ご近所の備前焼作家、柴岡裕太さんも窯焚きのサポートにいらっしゃってました。
萩焼の登り窯での窯焚きは見学をさせていただくことがあるのですが、備前焼の窯焚き見学は初めてです。
年齢の近い若手備前焼作家、お二人の息の合った窯焚き風景は圧巻でした。

 

登り窯の一番下の焚き口のすぐ傍に作品が並べられていること、横焚きの際に萩焼窯元ではアンダースローで薪を投げ入れますが、馬場隆志さんの窯では両側から薪を投入していくこと、萩焼の焼成方法との違いを見させていただきました。
中でも長い柄のついたスコップのような道具「センバ」で、灰となった薪を作品に被せていく「炭入れ」の様子はとても新鮮でした。
この「炭入れ」を行うことで、灰に覆われた作品部分が酸欠状態となり還元炎で青い色などができあがるそうです。
馬場隆志さんの鮮やかな色もこのようにしてできあがるのだと直に拝見することができ貴重な体験をしました。

 

途中、ギャラリーの方で馬場隆志さんのお母様に作品についてや色々なお話をお聞かせいただきました。
馬場隆志さんの作品展も萩焼屋×カケルのイベントの早い段階でご紹介させていただく予定ですので、お楽しみに。

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備前焼窯焚き風景

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横焚き2

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横焚き1

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灰をかき混ぜている様子

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焚口

 

 

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