7月3日から開催、大前悟展のお知らせ。
7月3日から淡路島で作陶活動をされていれる大前悟さんの作品展を開催いたします。
古陶を愛し、土や釉薬などの素材をとことん追求し、写しや新しい素材の探求など様々なことにチャレンジをし続ける日本の現代陶芸を代表する作家のお一人です。
陶芸の分野での「写し」とは、先人がどのような思いを馳せ、どのようなバックグラウンドのもとでその作品を作り上げ、時を経てそれが名品と呼ばれるようになるまでの過程、先人の陶工への尊敬と憧れ、全ての要素を繋ぎ合わせて形にしていく、
歴史のロマンを追い求めていくという意味合いが強く感じられます。
多くの陶芸家がその「写し」に挑戦し名品と呼ばれる作品を再現していこうとする中でも、特に大前悟さんの作品は再現度が高く、多くの茶人やコレクターからも高い評価を得ています。
そして言うまでもなく、名品に近い作品を作り上げるには確かな技術と知識がないとそこには近づけないわけで、「写し」の作品だけでなく大前悟さんが作り上げる作品の一つ一つに彼自身の個性と面白さが存分に現れ多くのファンを魅了しています。
今回の作品展では大前悟さんが常に検証を重ね作り上げられる名品「雨雲」や「不二山」の写しや、活動のベースとされている淡路島の原料を用いた鬼ヶ島シリーズなど、バラエティ豊かに作品をお楽しみいただけます。
7月3日0時より作品をアップいたしますので、ぜひご覧ください。
1972: 大阪に生まれる。
1991: 神戸にて陶芸を始める。
1994: 土を採取し始め、南蛮焼締を焼く。
1999: 大阪にて初個展。
2001: 信楽に移住。
伊賀・信楽の窯変焼締をはじめる。
全国的に個展活動を開始。
2003: 全地下式穴窯を築窯。
2005: 施釉陶器に興味を持ち、白磁や唐津等を焼き始める。
2007: 李朝時代の焼物に魅かれ、井戸茶碗や柿の蔕茶碗。
を穴窯焼成にて挑戦し始める。
2010: 兵庫県淡路市に移転。
半地下式穴窯、楽窯を築窯。
黒楽を焼き始める。
2014: 赤茶碗用薪窯を築窯。
2016: 淡路島の土を使い白楽を焼き始める。
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